移動平均線に関してここまで数日間に分けて掲載してきましたが
おおまかなところは掴んで頂けたのではないでしょうか？

移動平均線などというモノは
ある一定の期間の終値をたして、
その同じある一定の期間の日数で割った数字だけですが
相場というモノはどんな綺麗事を並べても
損得だけのモノであり
有利か不利かだけなのでしょうから
移動平均線を判断基準に有利と不利を考えることは可能だと思っています。

では、有利か不利かだけの移動平均線ではありますが
何処で判断をするのか？
終値なのか？瞬間値なのか？
それとも1日の平均値なのか？
この辺をじっくりと考えて頂きたいと思っています。

確率の問題ですから、
どれが一番利益に結びつき、そして、損が減る確率が高いのか？
と、言うことになります。
どれが自分にあっているのか？の問題ですので
どれが良いとは言えないのかも知れません。

ただ、はっきりと言えることは
移動平均線というのは
ｎ日間の終値を足した合計値をｎで割った数値であるということです。

そしてどれかに決めたならば
数年間分の検証作業が必要でしょう。
ひらめきだけで相場が獲れるようならば
それはあなたが天才だから。
凡人は凡人らしく検証を重ねて
自分にどれが一番あっているのかの検証が大切なのでしょう。

相場は楽しく張っても、ラクの出来るものではないのでしょうから！